S5使用構築 【カバ始動積みサイクル】

牡丹です。久々の投稿となります。

今回はS5で使用した構築をここで紹介したいと思います。

結果は全く奮いませんでしたが、自分なりに色々な意識を持って組んだ構築だったので、その意図と解説を込めてここで説明したいと思います。

 


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使用構築

カバルドン@気合の襷

メガリザードンX@メガ石

カミツルギ@マゴの実

デンジュモク@デンキZ

メガボーマンダ@メガ石

マリルリ@オボンの実

 

 

使用意図

自分これまでサイクル志向のPTを使うことが多く、対面構築やギミック系などのPTを使うことが慣れていませんでした。そして、現環境は「崩しと詰ませの2項対立」という環境評価をオーキドさん(@aersen117117)が提唱しており(

okido117117.hatenadiary.com

)、そのどちらも中途半端なジバコイル入りのサイクルPTは環境に則しないなと感じ、自分がまだ使用の経験がある、起点+積みサイクルというPTを使おうと決めました。

 

個体紹介

カバルドン@気合の襷

慎重

努力値:H252  B52  D204

実数値:215-132-145-*-129-67

地震 岩石封じ ステルスロック あくび

 

言わずもがな起点作成カバ

6世代からの流用個体のため、調整等は全く覚えてません(>_<)

最近は先発カバを止める手段として、挑発で阻害するよりも、Z技でワンキルするという傾向が多いと感じたため、襷を持たせて、必ず一度は仕事ができるようにしました。

吹き飛ばしと岩石封じは迷ったが、速いポケモンに封じ一発入れてから後ろのポケモンの起点にする動きや、初手のリザYやガモスへの打点として採用。このPTで初手に出てくるギャラドスは100%挑発持ちだからノータイムで岩封押したりしてました。

ただ、初手で身代わり張られて起点作りどころか、相手の起点になることもしばしば。

吹き飛ばしたいことも多かったため、一長一短。

地震は、Z技で初手から吹き飛ばしに来る草Zドランや霊Zガルドや、起点にして剣舞してくるバシャへの打点。

 

メガリザードンX

陽気

努力値:H172 A124 B4 D84 S124

メガ前実数値:175-120-99-*-116-149

メガ後実数値:175-166-132-*-116-149

フレアドライブ ニトロチャージ 剣の舞 ドラゴンクロー

 

S:意地ミミッキュ抜き

H-D:臆病コケコの珠マジシャ低乱2発(3,5%)

       特化テテフのフィールドサイキネ確2(75,4%~89,1%)

 

全抜き(したい)剣舞エース

カバで起点作るからエースはこいつかなと思って採用した。

後述のポケモンがコケコに弱いため、コケコの技を意識して調整を施した。

コケコ対面でうまく起点を作れれば全抜きできる(かもしれない)駒。

最初は、「カバリザならレヒレとか呼ぶよなー」とフレドラ→雷Pにしていたけど、裏がレヒレに強いし、対面からクチートに負けたことからフレドラにした。

 

カミツルギ@マゴの実

陽気

努力値:H36 A76 B4 D156 S236

実数値:139-211-152-*-71-174

スマートホーン リーフブレード 聖なる剣 剣の舞

S:準速マンダ抜き抜き

H-D:特化テテフのフィールドサイキネ確定耐え→マゴの実発動

 

自慢( )のDSベースカミツルギ

採用理由としては下記

・対面からミミッキュに強い

・無振りならテテフのサイキネで落ちるため、テテフがサイキネで拘ってくれそう

・マゴの実発動させれば生存ターンが増えて全抜きできそう

・ギャラ、ガブ、マンムーや、カバリザに強いやつに強そう

もともとこいつは性能がトガり過ぎていて、サイクル向きじゃないし、使うことはないと思っていたが、きちんと調整してあげればかなり強いということがすごくよくわかった。実際、スカーフテテフを起点にして、ミミッキュ、ガルーラもろともタテたときは強すぎるなと痛感した。ただ、微妙に足りないSがあまりにもネック+Z非保持のため積まないと等倍で押しきれない+積んだリザやバシャ無理(*^▽^*)って感じだったのでトガり具合は健在でした。こいつはかなり気に入りました。

 

デンジュモク@デンキZ

臆病

努力値:H132 B4 C108 D12 S148

実数値:175-*-92-207-93-148

10万ボルト エナジーボール みがわり 蛍火

 

特攻火力厨の末路ポケ

ハマった時は数ターンで試合が終わるが、なかなかなかなかなかなかなかなかお膳立てが大変だった。

採用理由としては、このPTの前に使っていたPTで、メガバナの補助技を起点に、身代わり→蛍火→Z10万でバナが吹き飛ばされたのがきっかけ。蛍火→Z10万という無理やりな崩しができるなと感じたので、採用に至りました。

あと、前述のカバリザに強い高耐久水ポケモンへの交代際の蛍火やみがわりなどで起点を作れたりと、活躍の場はそこそこあった。が、中途半端なSと耐久力のため、上から潰されることが多く、身代わり張れてないと一瞬で止まるのでその辺の上手さも必要かなと感じた。Z催眠に手を染めかけたが、そっちも一興だったかもしれない。

 

メガボーマンダ

陽気

努力値:H4 A252 S252

メガ前実数値:171-187-100-*-100-167

メガ後実数値:171-197-150-*-110-189

捨て身タックル 地震 竜の舞 逆鱗

 

脳筋最強メガシンカ

バシャとマンダが重たくて入れた最速逆鱗持ちマンダ。

後投げから威嚇入れに来たマンダをステロ込みの逆鱗で持ってく奇襲性はかなり癖になった。ただ、その際は裏にフェアリーがいないことを確認してからになるが。

あと、マンダと対面したとき、どの個体の上も取れたので、どいつもS調整してたのかなと思った。

カバ展開を読んだジャローダ初手をカモれるのもいいところかもしれない。

羽休めがほしい場面は多々あったが、構築上マンダがどうしても重かったので心を鬼にして切りました。

 

マリルリ@オボンの実

意地っ張り

努力値:H212 A236 B20 D28 S12

実数値:202-110-103-*-104-72

じゃれつく アクアジェット ばかぢから 腹太鼓

 

こいつも6世代からの流用個体。

というかXロムで使っていた太古の太鼓マリルリ( )

龍技起点にして太鼓積んでアクジェ連打で勝った試合がちょっとあった程度で選出率は一番低め。

あえて言うなら馬鹿力を考慮せずに突っ張ってくるナットレイを吹き飛ばしたり、リザXの申し訳程度のストッパーだったり、バシャの選出を抑制させる役割だったりと、PTの痒いところに手を届かすということでは、本当の意味での太鼓持ちでもあったかもしれない( )

 

 

重かったポケモン

ボーマンダ→一度でも龍舞を許したら試合が終わる。

ゲッコウガ→必ずだれかが被弾するので処理が難しい。

ポリゴン2→うまいこと眠らせて、ジュモクで積んで吹き飛ばすのが最短( )ルート

二トチャめざ氷持ちリザY→リザXを選出していない場合はオバヒをかわすお仕事

 

 

総括

今期は挑戦の意味も込めて、今までの中途半端なサイクルパはやめ、上から殴って勝つような構築を心掛けたが、多少は自分の手に馴染んできたような気がした。上から高火力で殴るということから、勝ち筋の計算や試合展開における詰め方がわかりやすく、そこはかなり有用だったように感じる。一体のポケモンが相手のポケモン三体をなぎ倒していくときの快感はサイクルパでは味わえない感覚だった。ここでとどまらず、SM最終シーズンではもっと高みを目指して日々精進していきたいと思った。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

質問等ありましたらコメントいただければと思います。

 

 

S3使用構築【はじめてのるかりおがぶりあす】

はじめまして。牡丹と申します。

今作初めてレート1800(最高1811) を達成しましたので記念ということで記事書きます。


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小卒なので文才ゼロ未満ですが、ご容赦いただければなと思います。

 

使用構築

ルカリオ@メガ

カプ・テテフ@眼鏡

ガブリアス@スカーフ

サンダー@防塵ゴーグル

ヤドラン@メガ

ヒードラン@残飯

 

シーズン初期は

ルカリオ→スピアー

ヒードランジバコイル

で構築していましたが、メタのムドーやカグヤに手も足も出ない哀れな蜂の姿に、自慢の調整も見せ場のないまま、クビを言い渡しました。

後釜に某YouTuber御用達の両刀ルカリオを採用しましたが、クレセリアがキツすぎるということで、相棒をリストラして、テテフとクレセのごまかしができるヒードランを採用しました。

 

個体紹介

ルカリオ@メガ

無邪気

努力値:H44 A124 B76 C20 S244

メガ前実数値:151-146-100-138-81-155

メガ後実数値:151-181-118-163-81-179

インファ ラスカノ バレパン 真空波

 

強いルカリオを使いたいなと思って、パクらせていただいた2ndば〇リオ。

調整は受けルのグライオン地震を余裕をもって耐えるだけBに割いて、ラスカノ二発でポイヒ回復分込みで持っていけるくらい(多分)

型はほぼ丸パクリスペクトして使いましたが、 Sラインを1落として最速110抜ければいいやという結論に至りました。

びっくりするくらい受けルやゴーリ、パルあたりに強くなって、ついでに、減りはしたけど、カバ始動以外の砂にも滅法強かった。

時間をかけて厳選した夢6V一体目が雌だったことは今でも忘れない。

 

カプ・テテフ@眼鏡

控えめ

努力値:H236 B100 C76 D92 S4

実数値:175-*-108-176-147-116

サイキネ ショック ムンフォ シャドボ

 

スピアー軸のときに爆誕した耐久振り眼鏡テテフ。(一応めざ地個体)

友達に調整のヒントをもらったパクり個体その弐。

誰かの攻撃を一発耐えて眼鏡の火力でぶち抜く可愛い顔した最強のパワーウーマン。

基本的に鋼とベトン以外にはタイマン張れるスペックがあった。

耐久目安

HB方面

特化メガガルの親子捨て身超高乱耐え(98.0%)

特化メガサメハダーの顎補正噛み砕く確定耐え

 HD方面

C222一致ヘド爆高乱耐え(75%)

    同シャドボ確定耐え

と、かなりタイマン性能はあったが、HP管理ありきなので、少しでも削られると圏内入ったり、そもそも鋼には打点ないから不利サイクルを強いられたりということがしばしば。

こいつはかなり強かったので今後も使うかもしれません。

 

ガブリアス@スカーフ

陽気

努力値:H76 A116 B4 D60 S252

実数値:193-165-116-90-113-169

逆鱗 地震 エッジ 大文字

 

リザがどうしても重くて入れた、使用率6位に爆退した"元"主人公。

調整は補正無し霊獣ボルトのめざ氷を確定耐え、特化の場合は中高乱耐え。

 

レートのパーティでガブを初めて使いました。笑

HGSSの頃から厳選したりと個体は常に持ってたけど、 ガチパへの採用にはことごとく縁のなかったやつ。

リザに展開されたらだれも手を出せずに負けるからなんとなく刺し てたけど、ちょっと対面チックな「スカガブの一貫を作る」 みたいな動きも覚えることができたり。

大文字採用はムドーやナットやハッサムに隙を見せないように入れたけど、打つ機会がホントに一度もなかった。

それまでC個体値2で使ってて、Vと2だとムドーへの乱数が全然違うと知り、わざわざ6V粘ってポイアまで使ったのに盛り無しで一度も打たなかった。

申し訳程度の電気技ストッパー。

正直かなり使いづらかったので、またしばらくお別れしようと思います。

 

サンダー@ゴーグル

控えめ

努力値:H204 B108 C116 D76 S4

実数値:191-*-119-176-120-121

ボルチェン 熱風 毒々 羽休め

 

BFCオフで一番選出して、一番活躍( )した甘えのプレッシャーゴーグルサンダー。

(4試合で4回熱風外すとか聞いたことある?)

基本的には先発で呼ぶガッサ(てか先発じゃないと困る) のケアで投入した。最初はS振りも考えたが、 どうしても耐久足りないので、 ガッサから後攻ボルチェンして裏で上から処理してもらえばいいやと。でもある程度削ってほしいから控えめでちょこっと振った。

プレッシャーで困ることはほとんどなかった。

クレセやポリ2も毒入れ合えば回復技削れたり、 初手のランドやカプ系の対面でSラインを確認できるのは逆に利点だったかもしれない。

レヒレの特化Zドロポンを耐えるので、 レヒレへの後投げは永遠に成立した。

パーティ単位でレヒレを呼ぶので、 妙な信用を置いているサンダーを選出しやすい自分にとってはむしろカモだったかも( )

あと、カバの展開をテテフでしか止められないので、サンダーで毒入れ→ドランでみがまもという流れで処理することが多々。

後述するヤドランとヒードランとのサイクルが一番選出した気がする。

 

 

ヤドラン@メガ

図太い

努力値:H244 B156 C4 D100 S4

メガ前実数値:201-*-165-121-113-51

メガ後実数値:201-*-242-151-113-51

熱湯 冷ビ 大文字 怠ける

 

要塞メガヤドラン

コケコランドグロス大流行の中、よく頑張ってくれた物理耐久オバケ。

調整は受けループで採用される調整をそのまま使ったパクリ個体その參。 こいつで特殊技を受けるということが全くなかったので、 Dに振ってたのをCに振ってパワーを上げるのが得策だったと今さら思った。笑

左上のルカリオを見て選出したくなるマンダやグロスや噛み砕くのないギャラドスやスカガブ、ランドの絶対的ストッパーになった。

ルカリオが通しにくいメガに強いメガという印象で、2メガのルカリオ・ヤドランはかなり補完はいいかなと思いました。

 

ヒードラン@残飯

臆病

努力値:H212 D84 S212

実数値:193-*-126-150-137-136

噴煙 毒々 身代わり 守る

 

ごくごく普通の毒まもインキャゴキブリ。

採用当時は穏やかが多いような気がしたので、 調整が楽になる臆病で採用。

ガッサに親を殺されたのでガッサ抜き抜きまで振って噴煙で焼きにいった。

テテフを受けに来るカグヤにうまく合わせたらそれだけでサイクル有利になった。

目の前のポケモンが毒と見たらみがまもで毒殺をとれるが、対面した霊獣ボルトロスに幾度となくゴキジェット、もとい格闘Zを浴びせられ、殺虫処分という名のサイクル崩壊を食らった。

守るを安定択と押して守る読み剣舞されて負けたこともあったので 、安易な守るは負けを呼び込むことを覚えた(と思う)。

 

 

めちゃ読んだポケモン

  • ゲッコウガ→テテフで対面突破(襷以外前提)か、スカガブで上からシバかないと(襷以外前提)無理。
  • 霊獣ボルトロス→テテフでなんとかするか、ガブでなんとかする( )
  • フェローチェ→サンダーで冷ビ耐えてルカリオで縛るしかない。
  • ミミッキュ→ドランの噴煙で焼くか、ヤドランの熱湯で焼くか、ボルチェンからルカリオ
  • アシレーヌ→対面によっては生け贄が必要。
  • 身代わり瞑想クレセ→身代わって瞑想された瞬間降参する。

 

今回、組んだときはかなり自信のあるパーティだったのだが、襷持ちがいないので、積み展開のストッパーがいなかったり、行動保証が確保しきれず、かなりキワっキワの展開が多くあった。それでも、自分のなかでひとつの目標としていた1800に到達できたことは自信にもなったので、来シーズンは1900を目指してやっていきたい。

もし何か質問がありましたら、コメントにお願いします。

以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。